中国国内屈指のスマートフォンメーカーの日本研究所からの求人です。当該企業は2018年に日本に研究所を設立し、主にカメラ電気制御のソフトウェア・ハードウェア分野に注力しています。日本のカメラ/スマートフォン/レンズ企業でカメラ制御や画像処理などの研究開発プロジェクトに従事していたハイクラスエンジニアを募集しています。専門性が非常に高く、プロジェクト経験が豊富であり、言語能力(中国語または英語)が非常に高いことが求められます。
日本国内にはキヤノン、ソニー、オリンパス、リコーなど、カメラやレンズ分野で多くの有名企業がありますが、年齢が適切で技術力が高く、言語能力もある日本人技術者が中国資本の企業で働くことを希望するケースは非常に少ないです。さらに、中国企業は基本的に候補者と日本式の終身(無期限)契約を結ばないため、候補者のスカウトは比較的に容易ですが、実際に成約させ、入社していただく事は非常に難しいという困難な状況が生じています。
2023年夏頃に提携関係を締結し、2024年3月までにようやく推薦に成功させ、候補者は入社意向も固めりました。その間に他の材料関連ポジションに対して、複数の日本人候補者を推薦しましたが、いずれも採用されませんでした。日本支社の責任者はクライアント企業の日本研究所を何度も訪問し、ポジション情報関連のコミュニケーションを図り、できるだけ多くの情報を収集し、少しずつ方向性を明確にしました。
このような案件の特徴は、人気分野であり、半導体、ディスプレイなどデリケートな技術分野にも属していないことです。推薦された候補者はいつも企業から高く評価されるにもかかわらず、候補者側の意向や日中のビジネス慣行の違いにより、双方が譲歩できず、入社に至らないケースがよく見られます。そのため、技術力があり入社意欲も高い候補者を継続的に探し続けることが必要であり、特に高学歴な在日中国人技術者をターゲットにすることで、文化や雇用ルールの違いによる問題を効果的に解決することができます。